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創作・批評特論1B

小説と社会の変化との関係について論じた教科書を用いて、小説の読解や批評の方法について学ぶ。
教科書の講読と、教科書で取り上げられている小説や受講者が見つけた同じテーマの小説の講読を組み合わせて、受講者には表現や構成の方法または小説と関連する社会状況に関連する課題を与える。授業の前半は課題についての発表を行い、後半は発表についてのディスカッションを行う。

教科書
Kindle版 『小説―いかに読み、いかに書くか』後藤明生、アーリーバード・ブックス、2014
『地獄篇・邪宗門・好色・藪の中(岩波文庫)』芥川龍之介、岩波書店、1980年
『墨東綺譚(岩波文庫)』永井荷風、岩波文庫、1991年
『機械・春は馬車に乗って(新潮文庫)』横光利一、新潮社、1969
『新樹の言葉(新潮文庫)』太宰治、新潮社、1982
『深夜の酒宴・美しい女(講談社文芸文庫)』椎名麟三、講談社、2010

(10月1日 台風の影響により休講)

第1回 10月10日(水)日
 発表1 『小説―いかに読み、いかに書くか』「虚構としての心理と意識 芥川龍之介「藪の中」、永井荷風「墨東綺譚」」

第2回 10月15日
 発表2 芥川龍之介「藪の中」
 
第3回 10月22日
 発表3 芥川龍之介〈保吉もの〉・「歯車」
 
第4回 10月29日
 発表4 永井荷風「墨東綺譚」
 

(11月5日 創立記念日)

第5回 11月6日(火)
 発表5 『小説―いかに読み、いかに書くか』「中心を失った「関係」の発見―横光利一『機械』」
 
第6回 11月12日
 発表6 横光利一「機械」
 
第7回 11月19日
 発表7 横光利一「御身」「ナポレオンと田虫」
 
第8回 11月26日
 ここまでのまとめ
 
第9回 12月3日
 講読 川端康成『水晶幻想・禽獣』
 
第10回 12月10日
 発表8 小林多喜二「蟹工船」
 
第11回 12月17日
 発表9 『小説―いかに読み、いかに書くか』「「私小説」のパロディ化―太宰治『道化の華』『懶惰の歌留多』」

第12回 1月10日(木)
 発表10 太宰治「道化の華」

 
(1月14日 成人の日)

第13回 1月21日
 発表11 太宰治「葉」「懶惰の歌留多」
 
第14回 1月28日
 発表12 『小説―いかに読み、いかに書くか』「「異様なる日常」の世界―椎名麟三『深夜の酒宴』」
 
第15回 2月4日
 講読 椎名麟三「深夜の酒宴」
 
 
終了しました。

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