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創作・批評特論1A

長編小説がどのように表現され構成されているか、という創作の方法を検討することを通して、長い文章を書き継いでいく力や文章を構成する力を身につけることを目指す(書くこと)。同時に、小説を、新聞記事やノンフィクション作品と並んで社会現象を表現するジャンルとしてとらえて、長篇小説を題材にして小説と社会の関係を考察し、社会問題を取り上げた文章を読む力を身につけることを目指す(読むこと)。
 長編小説をいくつかのパートに分け、受講者には毎回該当箇所について表現や構成の方法または題材となった社会状況に関連する課題を与える。授業の前半は課題についての報告を行い、後半は該当箇所の方法・内容についての講義とし、加えて学生との質疑応答を行う(話すこと・聞くこと)。

第1回 4月7日
 ガイダンス・演習の進め方について

第2回 4月14日
 取り上げる長編小説について

第3回 4月21日
 発表1 安部公房「箱男」

第4回 4月28日
 発表2 安部公房「箱男」


(5月5日 祝日のため休み)

第5回 5月12日
 1960年代・70年代について

第6回 5月19日
 発表3 安部公房「箱男」

第7回 5月26日
 発表4 安部公房「箱男」

第8回 6月2日
 発表5 大岡昇平「事件」

第9回 6月9日
 発表6 大岡昇平「事件」

第10回 6月16日
 発表7 大岡昇平「事件」

第11回 6月23日
 発表8 大岡昇平「事件」

第12回 6月30日
 発表9 大江健三郎「洪水はわが魂に及び」

第13回 7月7日
 発表10 大江健三郎「洪水はわが魂に及び」

第14回 7月14日
 発表11 大江健三郎「洪水はわが魂に及び」

第15回 7月21日
 発表12 大江健三郎「洪水はわが魂に及び」
 

終了しました。

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