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文学とサブカルチャー

〈文学〉と〈サブカルチャー〉の境界線

日本文学専攻言語・文学コースの選択必修科目として、文学と文化についての基礎的な知識を身につけることを目指す。
現在〈サブカルチャー〉という言葉は非常に様々な領域を含むものとして使われており、実際には同じ言葉を使っていても人によって考えている対象が全く違ったりもしている。
この授業では、そもそも〈サブカルチャー〉というのが何に対して「サブ」なのか、それが文化全体の中でどのような意味を持つのか、さらにそれが狭義の〈文学〉とどのように関係しているのかを概説していく。もちろん、具体的な〈サブカルチャー〉表現を紹介しながら進めていくことになる。


第1回 9月15日(祝)
 講義の進め方についてのガイダンス・アンケート

第2回 9月22日
 サブカルチャーとメインカルチャー
 プリント:アンケート集計結果
第3回 9月29日
 芥川龍之介のもう一つの顔
 プリント:芥川龍之介「近頃の幽霊」他
第4回 10月6日
 芥川龍之介と怪奇小説、別の可能性
 プリント:・ブラックウッド「移植」・芥川龍之介「妖婆」他

(10月13日 祝日のため休み)

第5回 10月20日
 小テスト第1回
 芥川龍之介の別の可能性
 プリント:南條竹則『恐怖の黄金時代』
第6回 10月27日
 文学とサブカルチャーの共通性
 少女文化について


(11月3日 大学祭のため休み)

第7回 11月10日
 少女小説について
 プリント:吉屋信子「花物語」他
第8回 11月17日
 太宰治の少女小説
 プリント:「葉桜と魔笛」他
第9回 11月24日
 小テスト第2回
 文学の〈カノン〉について
 
第10回 12月1日
 「浮城物語」論争について1
 プリント:横田順彌『日本SFこてん古典』他
第11回 12月8日
 「浮城物語」論争について2

第12回 12月15日
 小テスト第3回
 見世物と芸術
 プリント:木下直之『美術という見世物』
第13回 12月22日
 メインカルチャーとサブカルチャーの境界線・再考

第14回 1月19日
 「近代読者」と文学の中の境界線について
 
第15回 1月26日
 複製技術と文化・文学
 

終了しました。

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