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創作・批評特論1B
複雑な構成と多用な表現を持つ長編小説がどのように表現され構成されているか、という創作の方法を検討することを通して、長い文章を書き継いでいく力や文章を構成する力をさらに強化することを目指す(書くこと)。同時に、小説を世界のゥ事象を記述する「百科全書」のようなジャンルとしてとらえ、長篇小説を題材にして小説と社会に存在する様々な文化との関係を考察し、また複雑な構成の文章を読む力を身につけることを目指す(読むこと)。
題材の長編小説について、受講者に毎回のテーマに沿った課題を与える。授業の前半は課題についての報告を行い、後半は該当箇所の方法・内容についての講義とし、加えて学生との質疑応答を行う(話すこと・聞くこと)。 |
第1回 9月16日 小説家夢野久作・志賀直哉について 第2回 9月23日(祝) 「ドグラ・マグラ」について テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 第3回 9月30日 発表1 「ドグラ・マグラ」の構成について テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 第4回 10月7日 発表2 「ドグラ・マグラ」とその時代1(精神病) テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 第5回 10月14日 発表3 「ドグラ・マグラ」とその時代2(エロ・グロ・ナンセンス) テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 第6回 10月21日 発表4 「ドグラ・マグラ」とその時代3(家族と国家主義) テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 第7回 10月28日 発表5 「ドグラ・マグラ」まとめ テキスト:夢野久作『ドグラ・マグラ』 (11月4日 大学祭のため休み) 第8回 11月11日 「暗夜行路』について テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第9回 11月18日 発表6 「暗夜行路」の構成について テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第10回 11月25日 発表7 「暗夜行路」と志賀直哉 テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第11回 12月2日 発表8 自然主義・白樺派・私小説 テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第12回 12月9日 発表9 「暗夜行路」が書かれた時代 テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第13回 12月16日 発表10 「暗夜行路」と家族制度 テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第14回 1月13日 発表11 「暗夜行路」まとめ テキスト:志賀直哉『暗夜行路』 第15回 1月20日 まとめ 終了しました。 |