文学とサブカルチャー
文化論(2007年以前入学者)
〈文学〉と〈サブカルチャー〉の境界線
現在〈サブカルチャー〉という言葉は非常に様々な領域を含むものとして使われており、実際には同じ言葉を使っていても人によって考えている対象が全く違ったりもしている。
この授業では、そもそも〈サブカルチャー〉というのが何に対して「サブ」なのか、それが文化全体の中でどのような意味を持つのか、さらにそれが狭義の〈文学〉とどのように関係しているのかを概説していく。もちろん、具体的な〈サブカルチャー〉表現を紹介しながら進めていくことになる。
第1回 9月26日
授業の進め方についてのガイダンス・アンケート
第2回 10月3日
アンケート結果について・〈サブカルチャー〉とは何か
(10月10日 祝日のため休み)
第3回 10月17日
〈サブカルチャー〉とは何か(続き)
〈メイン・カルチャー〉について
第4回 10月24日
文学の〈カノン〉について
第5回 10月31日
小テスト 第1回
文学のサブカルチャー性1
プリント:芥川龍之介「近頃の幽霊」
第6回 11月7日
文学のサブカルチャー性2
プリント:ブラックウッド「移植」・芥川龍之介「妖婆」
第7回 11月14日
文学のサブカルチャー性3
プリント:南條竹則「恐怖の黄金時代」他
第8回 11月21日
小テスト 第2回
〈文学〉と〈サブカルチャー〉の差別の起源
プリント:「浮城物語」論争関連
第9回 11月28日
〈文学〉と〈サブカルチャー〉の差別の起源(続き)
プリント:木下直之『美術という見世物』
第10回 12月5日
〈文学〉と〈サブカルチャー〉の差別の起源(続き)
第11回 12月12日
小テスト 第3回
文学の読み方の変化
授業評価アンケート
第12回 12月19日
文学についての境界線・少女小説について
プリント:吉屋信子の少女小説
第13回 1月16日
少女小説について(続き)・影響力のある作品と〈カノン〉のずれ
第14回 1月23日
小テスト 第4回
まとめ
授業は終了しました
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