大学院

創作・批評研究1

現在、文学やその他のジャンルをめぐる論議の中で〈自然主義〉という言葉がキーワードの一つとされることが多いが、その際の〈自然主義〉は具体的な小説を参照せず(参照したとしてもごく限られたものだけで)イメージにとどまりがちである。〈自然主義〉をめぐる議論が盛んに行われ、またそれに批判的なスタンスを取る小説が多く書かれた20世紀初頭の小説を講読することで、〈自然主義〉と呼ばれるものの実態を確認する。

第1回 4月12日
 ガイダンス・発表予定の決定
第2回 4月19日
 輪読 田山花袋「重右衛門の最後」
第3回 4月26日
 発表1 島崎藤村「破戒」前半

(5月3日 祝日のため休み)

第4回 5月10日
 発表2 島崎藤村「破戒」後半

第5回 5月17日
 発表3 田山花袋「少女病」

第6回 5月24日
 発表4 田山花袋「蒲団」

第7回 5月31日
 発表5 島崎藤村「春」前半

第8回 6月7日
 発表6 島崎藤村「春」前半(続き)

第9回 6月14日
 発表7 島崎藤村「春」後半

第10回 6月21日
 発表8 徳田秋声「新世帯」

第11回 6月28日
 発表9 徳田秋声「黴」

第12回 7月5日
 発表10 夏目漱石「道草」前半

第13回 7月12日
 発表11 夏目漱石「道草」後半

第14回 7月19日
 発表12 志賀直哉「和解」


授業は終了しました

戻る