学部 後期 |
文学とサブカルチャー文化論(2007年以前入学者)
〈サブカルチャー〉概論
現在〈サブカルチャー〉という言葉は非常に様々な領域を含むものとして使われており、実際には同じ言葉を使っていても人によって考えている対象が全く違ったりもしている。 この授業では、そもそも〈サブカルチャー〉というのが何に対して「サブ」なのか、それが文化全体の中でどのような意味を持つのか、さらにそれが狭義の〈文学〉とどのように関係しているのかを概説していく。もちろん、具体的な〈サブカルチャー〉表現を紹介しながら進めていくことになる。 第1回 9月18日 授業の進め方についてのガイダンス・アンケート 第2回 9月25日 アンケート結果から・〈サブカルチャー〉とはなにか? 第3回 10月2日 〈文学〉はなぜ堅苦しいイメージなのか? 〈古典〉と〈カノン〉 第4回 10月9日 複製技術と文化・産業としての文化1 第5回 10月16日 産業としての文化2 プリント:木下直之『美術という見世物』 第6回 10月23日 享受の態度と文化の境界線 第7回 10月30日 〈文学〉の境界線1 プリント:横田順彌『日本SFこてん古典』 第8回 11月6日 〈文学〉の境界線2 プリント:「浮城物語」論争について 第9回 11月13日 〈文学〉の境界線3 プリント:少女小説について 第10回 11月20日 〈文学〉のサブカルチャー性1 プリント:芥川龍之介とオカルト 第11回 11月27日 〈文学〉のサブカルチャー性2 プリント:芥川龍之介の怪奇小説 第12回 12月4日 〈文学〉のサブカルチャー性3 第13回 12月11日 〈文学〉と〈サブカルチャー〉 第14回 1月15日 まとめ 授業は終了しました |