学部 後期 |
文芸批評史論IB
「舞姫」「蒲団」論から見る文芸批評の流れ
森鴎外「舞姫」と田山花袋「蒲団」は近代日本文学史上で重要な位置を占める小説として長い間研究・批評の対象として取り上げられ続けている。そのため「舞姫」や「蒲団」に対する批評・評価の変遷を追うことで、批評の方法の変化を追うことが可能である。「舞姫」および「蒲団」に対する様々な批評を取り上げることと通して様々な文芸批評の方法を解説していく。 第1回 9月17日 授業の進め方についてのガイダンス・アンケート 第2回 9月24日 アンケート結果について・文芸批評の何を読むのか? 第3回 10月1日 「舞姫」はどのような小説か・ジェンダー批評1 プリント:斎藤美奈子『妊娠小説』 第4回 10月8日 ジェンダー批評2 プリント:斎藤美奈子『妊娠小説』 第5回 10月15日 語り手・視点1 プリント:小森陽一「結末からの物語」 第6回 10月22日 語り手・視点2 プリント:小森陽一「結末からの物語」 第7回 10月29日 語り手・視点3 プリント:「蒲団」の構成について (11月5日 創立記念日のため休み) 第8回 11月12日 語り手・視点4 プリント:中島京子「FUTON」 第9回 11月19日 都市論・文化記号論1 プリント:前田愛「ベルリン 一八八八年」 第10回 11月26日 都市論・文化記号論2 プリント:前田愛「ベルリン 一八八八年」 第11回 12月3日 都市論・文化記号論3 第12回 12月10日 インターテクスチュアリティ1 プリント:ハウプトマン「寂しき人々」 第13回 12月17日 インターテクスチュアリティ2 プリント:ハウプトマン「寂しき人々」 第14回 1月15日 インターテクスチュアリティ3 プリント:「李娃伝」 授業は終了しました |