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20世紀批評講読

批評はどのように書かれているか、どのように読めるのか

批評・評論は何かを対象として論じるジャンルであるが、同時にそれ自体が言語によって書かれている。では、他の言語を用いて表現されるジャンルとどのように違っているのか。また、批評を読むということは、他の文学ジャンルを読むこととどのように違っているのか。どのような読み方をすればいいのか。
いくつかのジャンルを対象として批評・評論の講読を通して、以上の点について考察していく。

第1回 4月9日
 授業の進め方についてのガイダンス・アンケート
第2回 4月16日
 アンケート結果から・批評はどのように書かれているか
第3回 4月23日
 批評・評論と〈物語〉1
 プリント:島弘之「〈感想〉というジャンル」
第4回 4月30日
 批評・評論と〈物語〉2・ノンフィクションとフィクション
 プリント:金子達仁「いつかどこかで」
第5回 5月7日
 小説についての批評・評論1
 プリント:渡部直己「雪子と八月十五日」
第6回 5月14日
 小説についての批評・評論2
 プリント:「雪子と八月十五日」・斎藤美奈子「村上春樹」
第7回 5月21日
 小説についての批評・評論3
 プリント:斎藤美奈子「村上春樹」
第8回 5月28日
 音楽についての批評・評論1
第9回 6月4日
 音楽についての批評・評論2
 プリント:小林秀雄「モオツァルト」・池辺晋一郎『モーツァルトの音符たち』
第10回 6月11日
 音楽についての批評・評論3
 プリント:池辺晋一郎『モーツァルトの音符たち』・渋谷陽一『ロックミュージック進化論』
第11回 6月18日
 マンガについての批評・評論1
 プリント:北田暁大『〈意味〉への抗い』・『ユリイカ』マンガ特集号
第12回 6月25日
 マンガについての批評・評論2
プリント:斎藤貴男『梶原一騎伝』
第13回 7月2日
 マンガについての批評・評論3
 プリント:『ユリイカ』マンガ特集号・『教養としてのマンガ・アニメ』
第14回 7月9日
 まとめ

授業は終了しました

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