前期水曜3限
文芸批評史論A(2002〜2005年度入学者)

研究テーマ 「舞姫」論から見る文芸批評の流れ
森鴎外の「舞姫」は近代日本文学を代表する小説として長い間研究・批評の対象、国語教育の教材として取り上げられ続けており、「舞姫」に対する批評・評価の変遷を追うことで、批評の方法の変化を追うことが可能である。「舞姫」に対する様々な批評を取り上げることと通して戦後批評の様々な方法を解説していく。

第1回 9月21日
 講義の目的と進め方についての説明・アンケート

(9月28日 大学業務のため休講)

第2回 10月5日
 アンケート結果について
第3回 10月12日
 「蒲団」について1・ジェンダー批評1
 プリント:斎藤美奈子『妊娠小説』より
第4回 10月19日
 ジェンダー批評2
 プリント:斎藤美奈子『妊娠小説』より
第5回 10月26日
 テクスト批評1
 プリント:小森陽一『文体としての物語』より

(11月2日 大学祭のため休み)

第6回 11月9日
 テクスト批評2
 プリント:小森陽一『文体としての物語』より
第7回 11月16日
 都市論・文化記号論1
 プリント:前田愛『都市空間の中の文学』

(11月23日 祝日で休み)

第8回 11月30日
 都市論・文化記号論2
 プリント:前田愛『都市空間の中の文学』
第9回 12月7日
 インターテクスチュアリティ1
第10回 12月14日
 インターテクスチュアリティ2
 プリント:前田愛『近代読者の成立』
第11回 12月21日
 インターテクスチュアリティ3
 プリント:唐代の〈才子佳人〉小説関連
第12回 1月11日
 まとめ1
 プリント:田山花袋「蒲団」
第13回 1月18日
 まとめ2


 

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