通年木曜3限 創作・批評史論I

研究テーマ 明治10・20年代の批評
明治10年代・20年代の芸術・文学・思想についての評論(坪内逍遙・森鴎外・内田魯庵・北村透谷・岡倉天心・三宅雪嶺など)を題材にして、「文語」で書かれた文章の読解に慣れること、近代初期の評論に見られる問題と現在の芸術・文学・思想の問題との間にある共通性を見出していくこと、さらに評論の中で取り上げられた様々なジャンルの作品を参照することで日本の近代文学史や近代美術史などについての知識を身につけていくことを目指す。
なお受講者が少人数の場合は講読形式と演習形式を併用して進めていくことを考えている。

前期

第1回 4月6日
 講義の目的と進め方についての説明
第2回 4月13日
 フェノロサ「美術真説」について1
第3回 4月20日
 フェノロサ「美術真説」について2
第4回 4月27日
 坪内逍遙「小説神髄」について

(5月4日 祝日のため休み)

第5回 5月11日
 坪内逍遙「小説神髄」1 発表:橘 信
第6回 5月18日
 坪内逍遙「小説神髄」2 発表:長濱 一真
第7回 5月25日
 坪内逍遙「小説神髄」3 発表:阪本 将憲
第8回 6月1日
 「浮城物語」論争 発表:中島 光彬
第9回 6月8日
 没理想論争の推移について
第10回 6月15日
 没理想論争の発端について1 発表:橘 信・牧野 裕也
第11回 6月22日
 没理想論争の発端について2
第12回 6月29日
 没理想論争の展開について 発表:阪本 将憲
第13回 7月6日
 没理想論争のまとめ 発表:阪本 将憲
第14回 7月13日
 人生相渉論争1 発表:牧野 裕也・中島 光彬
第15回 7月20日
 人生相渉論争2 発表:牧野 裕也・中島 光彬

後期

第1回 9月21日
 岡倉天心『日本美術史』1 発表:長濱 一真

(9月28日 大学業務のため休講)

第2回 10月5日
 岡倉天心『日本美術史』2 発表:阪本 将憲
第3回 10月12日
 岡倉天心『日本美術史』3 発表:橘 信
第4回 10月19日
 志賀重昂『日本風景論』1 発表:橘 信

(10月26日 大学業務のため休講)

(11月2日 大学祭のため休み)

第5回 11月9日
 志賀重昂『日本風景論』2 発表:牧野 裕也
 
(11月16日 大学業務のため休講)

(11月23日 祝日で休み)

第6回 11月30日
 志賀重昂『日本風景論』3 発表:中島 光彬
第7回 12月7日
 志賀重昂『日本風景論』4 発表:長濱 一真
第8回 12月14日
 三宅雪嶺『真善美日本人』1 発表:阪本 将憲
第9回 12月21日
 三宅雪嶺『真善美日本人』2 発表:橘 信
第10回 1月11日
 岡倉天心『茶の本』1 発表:牧野 裕也
第11回 1月18日
 岡倉天心『茶の本』2 発表:中島 光彬
第12回 1月25日
 まとめ

修了しました。

 

戻る