前期水曜4限
文学論IV(1999年度以前入学者)
(シラバスの科目名は表象文学論IA)
研究テーマ テクノロジーと文学
20世紀の文学や新しい映像ジャンルの中で題材・主題になった機械やスピードに関する表象について検討し、また新しいジャンルが旧来のジャンルに与えた影響を考察する。
成績評価
学期末のレポートによって評価します。
テキスト・参考文献
第1回 4月10日
テクノロジーと文学(ガイダンス)
第2回 4月17日
映像技術の登場・大量生産・消費社会と芸術
第3回 4月24日
気球と映像技術がもたらしたもの
テクスト:伊藤俊治『ジオラマ論』から抜粋したプリント
(5月1日 臨時休講のため休み)
第4回 5月8日
未来派の新しい美意識
テクスト:塚原史『アバンギャルドの時代』他から抜粋したプリント
第5回 5月15日
アヴァンギャルドの言語表現
テクスト:塚原史『アバンギャルドの時代』他から抜粋したプリント
第6回 5月22日
鉄道がもたらしたもの1
テクスト:武田信明『三四郎の乗った汽車』および「三四郎」から抜粋したプリント
第7回 5月29日
鉄道がもたらしたもの2
テクスト:「三四郎」「草枕」および「網走まで」のプリント
第8回 6月5日
鉄道がもたらしたもの3
第9回 6月12日
増殖・反抗する機械1
テクスト:「女工哀史」「或る機械」他のプリント
第10回 6月19日
増殖・反抗する機械2
テクスト:「セメント樽の中の手紙」他のプリント
第11回 6月26日
増殖・反抗する機械3
テクスト:フリッツ・ラング『メトロポリス』
第12回 7月3日
人造人間の表象
テクスト:『RUR』『未来のイヴ』のプリント
第13回 7月10日
(講演会に振りかえ)
〈終了しました〉