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99−1−81−224
外原 めぐみ

卒業論文テーマ
江國香織論

内容検討中

『探究I』についての感想

 『探究I』は、私にとって本当に難しいものであった。何度も繰り返して読んでいっても、全く理解できていない自分がそこにいて、無性に腹が立っていた。先生がこの作品を初めて読んだ時に、すがすがしい気持ちになったと言っていたのを覚えていて、それと比べて自分は逆にイライラしていて本当に落ち込んでいった。しかし、読んでいたら全く理解できなかったのであるが、他の人の発表を聞いていて、少しだけであるがなんとなく分かった部分が出てきたのでは? と思うようになった。また、それと共にみんなが自分のあたっている部分を真剣に考えてきている所にも感動した。『探究I』は、私が普段考えもしないようなことが、さらっと描かれていて、一つ一つに驚くばかりであった。普段何気なく話している相手に、他者とは何かを投げかけてみたり、自分が話していることは相手には伝わるともう自分の中で思い込んでいるのに対して、それが伝わるということが神秘なのであると投げかけられたり、考えなければならなかったことを、この本によって教えられたような気がした。目覚めさせてくれたと言ってもよいのではないだろうか。特に、「語る」=「聞く」、「売る」=「買う」という言語と経済についてのつながりに、最後には納得させられた。
 発表については、本当にみんなが真剣に取り組んでいたように思う。私には全く分からなかった所を図にして示してくれた所には本当に助かった。図にできるということは、よく理解できているということである。それを他者に伝えることができるのは、やっぱり神秘的であるなあとそこで実際に感じることができた。私自身の発表には、みんなに理解してもらえたか自信はない。考えがまとまっていなかったし、うまく質問に答えることができなかったからである。後になってから、もう少し頭の中でまとめることができたのでは?と考えてしまうが、その時は一生懸命がのであると投げかけられたり、考えなければならなかったことを、この本によって教えられたような気がした。目覚めさせてくれたと言ってもよいのではないだろうか。特に、「語る」=「聞く」、「売る」=「買う」という言語と経済についてのつながりに、最後には納得させられた。
 発表については、本当にみんなが真剣に取り組んでいたように思う。私には全く分からなかった所を図にして示してくれた所には本当に助かった。図にできるということは、よく理解できているということである。それを他者に伝えることができるのは、やっぱり神秘的であるなあとそこで実際に感じることができた。私自身の発表には、みんなに理解してもらえたか自信はない。考えがまとまっていなかったし、うまく質問に答えることができなかったからである。後になってから、もう少し頭の中でまとめることができたのでは?と考えてしまうが、その時は一生懸命がんばったと思ってそれなりに納得しているつもりである。
 演習というものの難しさを今回で痛烈に感じさせられた。自分がどれだけそのことについて理解しているか。どれだけ周りの人を理解させることができるか。相手に自分の考えを伝えることは、本当に難しいことであった。私は今回発表するにあたって、みんなの前で話すことだけで、かなり緊張していた。自分の考えを伝えるということは、この先就職する時にも大切になってくるはずである。だから、私はこれから、今回の反省点を深く考えて、これからの演習でもっと自分を鍛えていきたいです。

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