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99‐1‐81‐208
森 晃二

卒業論文テーマ
「風の谷のナウシカ」と「もののけ姫」に見る自然共存

内容検討中

散文演習IC

 とりあえずこの授業の感想は、はじめのうちはよくわからなかったが、最近になってようやく発表という授業形態にも慣れてきた気がする。しかし、今までの大学の授業は講義がほとんどだったので、授業中に発言するという行為に対し、いまだに少し抵抗を感じている。特に人の前で何か自分の意見を述べるのは、ひどく緊張する。人の前で自分の意見をさらりと発言出来る人が、少しうらやましくも思う。しかし、発表という授業形態に対して嫌気がさしていたり、反対しているわけではなくて、この授業形態自体は、前にも述べたとおり大学ではあまりなかったので、新鮮に思うし、むしろ面白く感じている。そしてこれから先、就職のことを考えると重要になってくると思う。やはり、自分の考えを言葉にして人に伝えることは、決して簡単なことではないと思う。そのためにもこういうゼミの発表の機会というのは、大事になってくると思う。ゼミの発表が練習と言ったら言葉が悪いけど、少しはそういう要素が含まれていると思っている(そんなつもりがなかったら、すみません)。
 次に柄谷行人の「探求I」についてだが、この本は自分には少し難し過ぎたようだ。だから、この本の感想と言われてもこれが、率直な意見になる。この本の難しさは、ただでさえ授業中発言するのに抵抗を感じている自分に対して、さらに拍車をかけたように思う。多少内容が理解出来ていれば、何かしら発言出来たかもしれないが(出来ていないかもしれないが、いやたぶんしていないと思うが)、ほとんど理解出来ていない者に意見を求められても、自分の考えに自信が持てていない者が、どうして相手に自分の考えを伝えることが出来るだろうか。相手に何か伝えるには、せめて自分だけでも自信を持っていないと相手には伝わらないように思う。まして、質問するという行為は、ある一定の理解がないと何を質問すれば良いのかそのこと自体悩んでしまうのだ。だから、「探求T」についての感想は前にも述べたように、"あまりに難しく質問すら思い付かなかった"である。
 恥ずかしながらも一応、皆の中にこういう愚者が混じっていることを覚えておいて下さい。たぶん来年もこのゼミを履修することになると思いますので。

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